仕事を進めるのは人間関係?
出勤すると、特に仕事をしているわけではなく、電話していたかと思うとその相手は上司や同僚で、内容は次の飲み会やゴルフの日程調整。
飲み会やゴルフではひたすら人脈の構築や、社内での人間関係の把握に使われている様子。
ぜんぜん実務をしないのに、気が付くと次の異動では出世している。
そんな人が組織にいないでしょうか。
実務はさっぱりなので、細かい事務や顧客折衝は部下に丸投げ。
もちろん、完全にサボっているわけではなく、何かあるとその人脈を生かして問題を解決をしていたりも。
高度な技術や専門知識が必要とされず、人間と人間の繋がりだけで仕事が進められるような時代であれば、とにかく組織内の内輪の論理に精通していかに根回しすることが重要でした。
ややこしい実務作業は賤しい身分の部下職員がやることで、管理者の役割はひたすら人間関係。
こんな人も組織には必要なのかもしれません。
そして人間関係の機微を見極めて役員レベルまで出世・・部下のご説明も理解できないが、なんとなく勢いと雰囲気で経営していたら・・
経済成長の時代はもう過ぎ去って久しいのですが、こんな人物は書物の中だけでは無く、身近にもいるのかも。
あなたの組織では、どうでしょうか。