すらすら日記。

すらすら☆

2015-01-01から1年間の記事一覧

経理の仕事がすらすら進まない原因は?

本日のお題はこちら。すらすら経理実務作者: 野田弘子,前田邦宏出版社/メーカー: 中央経済社発売日: 2013/08/07メディア: 単行本この商品を含むブログを見るいえ、「すらすら」とか、私が書いた本ではありませんwいきなり簿記や帳簿記入方法から始まっちゃ…

いつまでも「本日の決まり手は先送り、先送り~」でいいの?

仕事でも勉強でも研究課題でも、決断をしなければ物事は進みません。でも、締め切りギリギリになるまで知らんぷりしておいて、期日が迫ってから慌てて手を付けてやっつけで仕上げてごまかす・・いえ、締め切り前に始めるならまだいい方でして、ヘタをすると…

「基礎」が出来ていれば、新しいことも詰め込める。

毎日の仕事はマンネリの繰り返しというわけじゃなく、法制度の改正や自社の新しい分野への進出とかによって、どんどん新しいことが入ってきます。その度に、新しいことに関する文献資料を積み上げて、読み込んで、自社でどうやったらいいのかということ考え…

ポイントに釣られて買い物しちゃうのは・・

先日、エヴァンゲリオンのコミックが92%OFFの1冊50円、全14巻でも700円というすごい割引セールをやっていたので、私もまとめて購入してしまいました。セールは11月26日までということでしたが、昨日、見たら、値段が626円に戻っていまして、その代わり92%…

逃げられる「なにか」を作っておきたい。

「ストレスが溜まっていた。酒を飲んでいた」 何か「やらかした」時、こういう言い訳をする方をよく見かけます。この社会において、ストレスを溜めていない人はおよそいないと思います。酒を飲んでストレスを発散するのは、毎回になるのは精神的にも身体的に…

国債を知るためのブックガイド。

誰でも「いま手元にある以上にお金を使おう」とすれば、別の誰かからお金を借りてこなくちゃいけません。それは個人でも政府でも同じですね。政府の場合は、「誰かから借りる」ために国債という債券を発行します。 借用証書ですね。借用証書と言っても、今は…

エヴァンゲリオンは現代の基礎教養?

私はアニメはあんまり見ない方です。流行っていて「面白そうな」ものを見るくらいでして。 ガンダム00とか、まどマギとか。ルルーシュも見たwコアなファンから言わせると「ニワカが湧いている」として嫌がられてしまうそうですが・・w[まとめ買い] 新世紀…

株を買ってくれる人と話をしましょう。

本日のお題はこちら。スチュワードシップ・コード時代の企業価値を高める経営戦略作者: 藤井智朗,笹本和彦,ニッセイアセットマネジメント株式会社出版社/メーカー: 中央経済社発売日: 2014/12/13メディア: 単行本この商品を含むブログを見る昨今、耳慣れない…

長い目線の企業投資に、短期間の決算は本当に必要?

日本の企業内容開示制度は米国の影響が強いと言われております。 特に、3ヶ月ごとに決算を行って財務内容を開示する四半期決算(四半期報告制度)は、米国にならって導入されたものとされます。昨今、話題になっているコーポレート・ガバナンスコードや、ス…

取締役は何を取り締まっているの?

ここしばらく、コーポレート・ガバナンスについて勉強しております。いろいろ読んで少しづつ見えてきたのが、同じ言葉を使っていても定義が異なるため、なかなか利害関係者の間でも話が通じにくい、という問題です。同じ取締役会という会社の機関であっても…

「過去を切り売りする人生」の未来の無さについて。

元「中の人」商法というものがあります。いわく、元財務官僚が暴く日本財政の真実!元経済産業省エリートが告げる日本の未来!!元外資系金融が秘密にしている資産運用術!!!元税務調査官だけが知っている節税ポイント!!!!と、だんだんビックリマーク…

あなたのお金は、どうやって相手に無事に届く?

本日のお題はこちら。決済から金融を考える KINZAIバリュー叢書作者: 木下信行出版社/メーカー: 金融財政事情研究会発売日: 2015/07/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る今日、買い物をしても、その場で現金と交換に商品を受け取るというのはだ…

身の回りの延長が、世界なんだろうけど。

週休二日制ですし、残業もほぼ無いという恵まれた労働環境です。しかし、家庭で夫であり父であって、さらに税法研究もやって、どうでもいいブログを書いて・・ということで非常に忙しいです。ここ3週間ほど、それらが重なり過ぎてだいぶ疲れが。いつも何かの…

誰かの悪口は聞きたくないけど、自分も誰かを非難しているって。

社会にはいろいろな悪意が渦巻いていて、直接関係が無くても、それに巻き込まれると自分までダメージを受けます。特に、その人の目から見て「正しく生きていない人」を道徳的に非難していることを聞かされると、その正しさの基準が自分とは微妙に合わないこ…

コーポレートガバナンスで1冊だけ読むなら、おすすめは?

本日のお題はこちら。変わるコーポレートガバナンス ―コード・監査等委員会・グループ内部統制作者: 森・濱田松本法律事務所出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2015/05/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るコーポレート…

沈みかけた企業に留まるべきか/去るべきか。

本日のお題はこちら。会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから作者: 大西康之出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2014/07/08メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る今の時代、誰もが名前を知るような大企業でも、倒産や吸収合併で消滅すること…

1円ストック・オプションの仕組みと、その効果について。

コーポレート・ガバナンスの一つの論点として、役員報酬の設計があります。 一般に、日本企業の役員報酬は欧米と比べて低く、これでは果断にリスクをとって経営を行うインセンティブに乏しい・・などとも言われております。役員報酬の一つとして、株式による…

憎しみは無知「だけ」から生まれる?

本日のお題はこちら。「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて (中公新書)作者: 大沼保昭,江川紹子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2015/10/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る税や会計が絡むこと以外ではあまり時事的な政治問題にはコ…

CGコード実践で、「なれる!優良企業」 ??

はい、コーポレート・ガバナンスの本も3冊目になりました。コーポレートガバナンス・コードの実践作者: 武井一浩,井口譲二,石坂修,北川哲雄,佐藤淑子,三瓶裕喜,武井一浩(編著)出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2015/04/23メディア: 単行本この商品を含む…

IFRSじゃない会計基準で財務報告を作っている上場企業は・・

数年前のIFRS大ブームは消え去りましたが、IFRSを任意適用する上場企業は静かに増えています。いささか旧聞に属しますが、9月に東京証券取引所が公表した「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析を。www.jpx.co.jp今年決算短信に「将来、I…

つらい真実と幸せな嘘の間に。

幸せは現実の中にだけしかなくて、空想しているだけじゃ、現実にはならないのかもしれません。でも、現実は得てして過酷で、人間関係の軋轢とか、自分の道徳観・規範意識では受けれ入れがたいような他者の振る舞いが、嫌でも目に入ってきてしまいます。「帝…

コーポレートガバナンスも一過性のブームに終わる?

コーポレート・ガバナンスに関する書籍がたくさん出版され、ちょっとしたブームになっているようです。一時期のJ-SOX(内部統制)や、IFRSで業界が騒ぎになったことを思い出します。 J-SOXもIFRSのブームの時だけは全社的に取り組んでそれなりの成果、J-SOX…

仕事をすることだけでプライドを維持していると・・

多くの方々は「働くこと=仕事をすること」で社会とつながり、自分は世の中に必要とされている、価値がある人間なんだ!という自尊心を満たしています。その仕事が世の中に価値を生み出して社会、とか大げさなものではなく、属する組織をより良くしているな…

永遠の命「火の鳥」が人間の営みを見つめている。というお話。

追記(11月4日18:00) 50%OFFセールは終了したようです。ご注意ください。手塚治虫の漫画「火の鳥」がkindle化され、半額セール(全16巻で約2,300円)となっておりました。*1 あまりに懐かしくご紹介を。[まとめ買い] 火の鳥作者: 手塚治虫メディア: Kindl…

嫌いな人が行う「好ましい行い」を分けて考えることができる?

生身の人間である以上、完全に公平無私な視点というのはあり得なくて、好きな人と嫌いな人がいます。嫌いな人を嫌いになるきっかけは、その普段からの言動を見て、自分の価値観や感情からして受け入れらない!となることが多いのでしょうか。しかし、嫌いな…

組織的に仕事をするって?

粉飾決算やデータ偽造などが発覚した際に、「部下が勝手にやったことです!俺は聞いてない!!」などと言い逃れをしようとする方がいるようです。それぞれの業務の分業が進み過ぎて、隣の方がどういう仕事をしているのか細部まではわからなくなりました。全…

「会計入門」の一歩先を学ぶために。(その5)

さて、第5弾です。 第4回はIFRSの話でしたが、IFRSの原文は当然のことながら英文で書かれています。 英語でIFRSが勉強できれば、ちょうどいいなあと考えられますが・・東京商工会議所が主催している国際会計検定BATICという検定試験があります。www.kentei.o…

「会計入門」の一歩先を学ぶために。(その4)

第4回、IFRS編です。日本の会計制度は世界の中で独立して制定されているわけではなく、国際的な会計基準の影響を受けています。 国際的な会計基準とは、IFRS(国際財務報告基準)や米国基準(USGAAP)などのことですね。 企業が国際的に事業活動を行い、世界…

「会計入門」の一歩先を学ぶために。(その3)

さて、第3回です。 会計入門でも、やや専門寄りの本というリクエストでしたので、その方向で続きます。複式簿記は技術であり、その技術の背後には会計学の理論があります。 財務会計の理論といいましても、私が学んで実務に適用してきたのはあくまで制度会計…

「会計入門」の一歩先を学ぶために。(その2)

さて、会計入門の一歩先、その2です。複式簿記の学習は一般に退屈なものと思われているらしく、「会計の知識が欲しいんだけど、簿記の勉強はちょっと・・」という方が多いとも聞きます。巷の会計本で「簿記の知識無しでわかる!」という触れ込みの本も多い…

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