すらすら日記。

すらすら☆

個人的な好悪を社会全体に仮託して自由を圧殺しようとする人々について。

人間は群れて暮らしていますが、お互いに他者に踏み込んでこなければ、何をしても自由であるべきではないかと思っております。ただ、それは他者や社会に完全に無関心だ、ということを意味しているわけではありません。直接、私自身に関係がない他者の振る舞…

「正しいこと」の正体について。

会社組織のなかで、自分では「正しいこと」を主張しているつもりなのに、明確な理由もなくその意見を否定され、悔しい思いをしたことがある方は多いのではないかと思います。その「正しいこと」はいわゆる独自の見解ではなく、法令や制度で求められているこ…

「努力はしないけど、バカにされたくない」という人々の問題は解決できるか?

本日のお題はこちら。ヒルビリー・エレジー?アメリカの繁栄から取り残された白人たち?作者: J・D・ヴァンス出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/03/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るそこで支持を得たことがトランプ大統領誕生の原因となっ…

定量分析に基づく地域金融機関の将来について。

本日のお題はこちら。地域金融のあしたの探り方―人口減少下での地方創生と地域金融システムのリ・デザインに向けて作者: 大庫直樹出版社/メーカー: 金融財政事情研究会発売日: 2016/03/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る銀行業界は、法令にも…

地銀も前向きな姿勢だけでは食っていけない、というお話。

本日のお題はこちら。ドキュメント 金融庁vs.地銀?生き残る銀行はどこか? (光文社新書)作者: 読売新聞東京本社経済部出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/05/26メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る金融、それも銀行業界は産業の脇役であるはずな…

周囲が許容してくれる範囲で求められる「個性」について。

本日のお題はこちら。クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち (PHP新書)作者: 松崎一葉出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2017/02/10メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る本書の内容の紹介につきましては、Twitterのモーメントをご覧いた…

日本銀行の国債「償却負担」1兆円台という表現について。

日本銀行の2016年度決算が公表されました。その中で、このような報道が目につきました。www.bloomberg.co.jp「1兆円台」という数字と「負担」という言葉でインパクトを狙った見出しですね。概ね正確な記事ですが、少々言葉足らずでミスリードを誘うのではな…

「変えたくない」という頑なさを溶かすためには・・

本日のお題はこちら。抵抗勢力との向き合い方作者: 榊巻亮出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2017/05/16メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る昨今、働き方改革ということで、どこの企業でも、現行の業務フローをで問題になっている部分を改善・改革…

仕事の前後のつながりへの想像力と興味について。

決められた定型的な仕事だけをしているスタッフ階層の方は、自分のしている仕事が全体の中でどの辺りに位置付けられているのか、なかなか見えません。そのため、「言われたことだけ」をこなすことだけに集中してしまう。 自分の前工程の仕事をしている人が、…

社会は、割とつまらないことでできているというお話。

以前、ネットで揶揄されていたような「意識の高い」若者という存在には、実際には遭遇したことはありません。しかし、若手と呼ばれてる世代のスタッフが、こんなことを言いだすことがあります。 「こんなのただの事務じゃないですか!こんなくだらない仕事じ…

社会と会社における世代間格差への感覚について。

高齢者たちは、受け取っている公的年金について、「自分達が現役時代に納付していた年金保険料が積み立てられて、戻ってきている」のだという「感覚」をもっているようです。高齢者たちは、「年金が減らされるかも」という薄っすらとした不安はありつつも、…

捨てられない人は、変われない。

職場で古くなっている書類のファイルを整理しております。出てくる出てくる・・平成に入ってからもう30年近く経つのに、昭和時代のB5サイズの手書きの書類。平成ひとけた代の、何に使われていたのか定かではない契約書の写し。もう経営破綻してしまって存在…

会社での専門研修教育は誰のため?

「大学教育は個人利益なので税金(公費)を投入して無償化するのは望ましくない」という財務省の見解が報道されて話題になっております。jp.reuters.com私は大学教育などの効果については知見がありませんので、こちらの是非について直接の意見は控えたいと…

「同一労働同一賃金」の社会的費用が帰着する先は・・

本日のお題はこちら。同一労働同一賃金の衝撃 「働き方改革」のカギを握る新ルール作者: 山田久出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2017/02/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る昨今、「働き方改革」というものが叫ばれておりまして、…

それぞれの限界を見極めたいお話。

「難しくみえる仕事でも、手順を追って教えて訓練すれば誰でもできるようになる」「人間の能力の向上に限界はない」 努力すればできるようになる、という学校教育の影響なのでしょうか。このようなことは広く信じられており、職場でも同じようなことを言われ…

アルバイト・パートスタッフも「アットホームな職場」は求めていないというお話。

本日のお題はこちら。アルバイト・パート[採用・育成]入門作者: 中原淳,パーソルグループ出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2016/10/31メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るどこの職場でも、アルバイト・パートのスタッフなしに仕事が回ら…

その場の状況への「反射」だけで生きていかないように。

関連する専門書をいろいろ読み漁ってもなかなかピンとこなかった事案について、実務で1回経験したら「あっ、そういうことか」と疑問が解けることがあります。理論書を10冊読んだところで、実務を1年こなして得られるものに勝るものはない。これも一面の事実…

「頑張ります。」の方向性の不一致について。

懸命に仕事や学業に取り組んでいるのに、なぜか周りの評価を得られないという人がおります。今まで「やる気がない人だなー」と思われていて、さらに、自分でもそのことを自覚している場合も。そのことに内心、忸怩たる思いを抱き、ある時から「これからは頑…

「わかりません。」で止まってしまう人について。

仕事をしていると、要領を得ず何が聞きたいのかよわからない質問が来たり、誰宛てかわらかず詳細不明な郵便物などが届くことがあります。大企業ですと組織がでかいものですから、顧客や、社内でも業務分担に精通していない営業拠点からこういうのが来ますね…

銀行の資産変換機能について。

当たり前のように利用している銀行の普通預金口座や住宅ローン。実はこれらは銀行という金融仲介機関が存在し、資産の性質を変換する機能を持っているから利用可能になっています。金融に関する池尾教授の「現代の金融入門」に、銀行の資産変換機能について…

どうやって「自分で調べて解決する」能力を身に付けたのか、思い出せないお話。

仕事に必要な知識はとても幅広く、日々どんどん変化していきます。新人や異動してきたばかりの人に、必要な知識を完全な形で教えることは容易ではありません。なので、会社全体で行われる集合研修では最低限の基礎しか教えられず、ほとんどの業務知識は、そ…

言われたことができる、というレベルの希少性について。

管理職の嘆きとして「部下が言われたことしかできない」とかいうのを聞きます。しかし、言われたこと=指示事項をきちんと理解してそのとおりにやりとげる、というのはかなりの能力がなければできない、というのが本当のところではないでしょうか。 かなりの…

新人の銀行員におすすめしたい本5冊。

新人の銀行員に読んで欲しいおすすめ本を5冊紹介したいと思います。ご紹介する本は、日常の仕事に直接、役立つものではありませんが、金融にかかわる社会の仕組みなど、その背景を知ることができれば、単調でつらく思われる仕事の「意義」のようなものも理…

民間銀行は日本銀行からどんな資金を借り入れている?

お題箱にこういうご質問が来ました。 現在、銀行が日銀から準備預金を借りる金利は0.3%ですが、インターバンク市場ではマイナス金利で調達できます。日銀の決算書を見ると日銀貸出の残高が34兆円位あります。なぜ銀行は市場で借りて日銀に返済しないのでし…

権力の源泉としての秘密による支配の持続可能性ついて。

人の知らない秘密を自分だけが知っている。そのことは権力の源泉となります。新しい仕事に取り組む時、全体像を知っているのはいちばん上の上司だけで、スタッフには情報を小出しにして決して全体を見せない。意図して、こういう方法を採る管理職が散見され…

「嫌いの共有化」による仲間意識の確認と正義の行使について。

飲み会などでの嫌な場面として、そこにいない誰かの悪口で盛り上がるというのがあります。こういうところが嫌いだ、と誰かが言うと、それに協調して別の人も悪口を始める。その「嫌い」という感情の共有化で、同じ感性を持つ仲間としての意識も確認できる。…

「じゃあ、お前がやれ」という文化を無くすためには?

読み終わりましたので、良い示唆を得られたところをご紹介します。仕事の問題地図 ?「で,どこから変える?」進捗しない,ムリ・ムダだらけの働き方作者: 沢渡あまね出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2017/03/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを…

「何を勉強したらいいのかわからない」という問いについて。

仕事で詰まっている様子の方から、「何を勉強したらいいのか、誰も教えてくれないのでわかりません」というセリフを聞くことがあります。大学生(学部生)までであれば、「勉強しておくべきこと」についてきっちりと学習のカリキュラムが固められていて、課…

人間だもの、弱いです。そのなかでの管理職の役割とは。

本日のお題はこちら。仕事の問題地図 ?「で,どこから変える?」進捗しない,ムリ・ムダだらけの働き方作者: 沢渡あまね出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2017/03/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るまだぜんぶ読み終わっておりませんが、と…

大人はどうして勉強するの?

子ども時代、勉強すること自体が楽しかったという人は割と多いのではないでしょうか。新しいことを知る、知らなかったことが理解できるようになる。そのこと自体が楽しい、という記憶を持っていた方も多いのではないかと思います。 学校を卒業して仕事に就く…

「確認」のためだけの読書じゃなくて。

惰性で読書していると、自分の好きな著者のもの、似たような分野のものばかり読んでしまうことになります。もちろん、本を読むことは勉強のためだけじゃなく、楽しみや暇つぶしのためでもあるわけですから、自分の好きな作品であれば同じ本を繰り返し読み返…

会計の入門書・基本書の使い分けについて。

それぞれの分野において、学部教科書に指定されていたり、社会人の独学に向くとされる定番の「基本書」「入門書」と言われる書物が存在します。会計の分野においても、定評ある基本書をいくつか挙げることができますが、それぞれ「クセ」があり、他の分野を…

「なんとかしろ」という思考停止とその帰結について。

何か問題が発生しても、不機嫌な顔をして「なんとかしろ」と待っているだけの人々が散見されます。こういう人は、ある程度、年齢層が上で、いわゆる社会的地位が高い人に多いのではないかと。そういう方は、幼少の頃は親がなんとかしてくれたのでしょうか。…

嫌味な言い方をしてくる方に感情をコントロールされないために。

普通に会話しているはずなのに、なぜか皮肉っぽい言い回し、嫌味を含んだ言葉、揚げ足取りのような切り返しなど、ちょっと曲がった会話の進め方をしてくる方がいます。私だって、生身の感情を持った人間ですから、嫌味っぽい言い方をされると気分が悪くなり…

職場で「義理お土産」を配る習慣について。

皆さんの職場にも、休暇明け、お菓子を買ってきてみんなに配るという習慣があるでしょうか?純粋に好意でお土産を買い、それを配っていることまでは否定するつもりはないのですが。よく見ていると、お土産を配る方は、「休みを取ってご迷惑をかけました」受…

できない人同士の慰め合いをいつまで続ける?

例外的になんでもこなせるスーパーマンを除けば、個々の人間のできることというのはとても小さいです。なので、お互いにできない部分を補いあって、助け合って生きている。助け合いが前を向いている限りは、とても良いことだと思います。できる人ができる部…

残業削減のヒントを探している方に・・

本日のお題はこちら。職場の問題地図 ?「で,どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方作者: 沢渡あまね出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/09/16メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る「売上目標は変えません」「会議資料の品質も今まで…

第一歩は、聞くことから。

スタッフが報告したり、問題点の解決を求めて相談にきたりしている時に「説明がわかりにくい!もっと簡潔に」と遮ってしまう管理職がよくいます。管理職は、多くの判断をこなさなければなりませんから、そのような長い説明は聞いていられない!というのも一…

期待がなければ、失望もありません。

部下は、みんな上司のことを不満に思っているのではないでしょうか。 仕事をきちんと教えてくれない。管理職なのに、業務知識が欠けていて変なことを言いだす。課長なのに、リーダーシップが無い。部下に丸投げで、自分は責任逃ればかり。 などなど。この不…

諦めて、自分の職務範囲を限定してしまう中高年社員について。

わが国の職場は、それぞれのスタッフの職務範囲が不明確、つまり「ここまでやればいい」というラインがあいまいなため、際限なく仕事が降ってきてブラック化してしまうとも聞きます。逆の方向で、中高年社員に多いのですが、正社員であるにもかかわらず「自…

「いじる」という作法が許される関係と環境について。

最近、チームで仕事をするうえでは部下のプライベートまで気に掛けているのだ、ということを示すリーダーが望ましい、その方が成果があがるというビジネス書の記述を読みました。私個人は、職場はあくまで仕事をする場所だと思っていますので、過度にプライ…

苦しくなければ、労働じゃない?

「自己啓発であっても、使用者の明示または黙示の指示があれば労働時間となる」という厚生労働省の指針についての記事が話題になっていますね。www.nikkei.com私は労働法については専門家じゃありませんが、使用者の指揮命令下にあれば労働時間だ、という知…

ウェブ上で、虚偽・大げさ・誤誘導を職業とする人に騙されないためには。

ネットには無料で読める膨大な情報が転がっています。そのため、勉強なんかしなくても必要な時に調べられればそれでいい、という意見も強いですね。ところが、その分野についてある程度の基礎知識がないと、入力すべき「キーワード」がわからない。そして、…

働き方改革において、その方法を考えるのは経営者と中間管理職の役割です。

効率よく仕事をこなして残業を減らそう、というのは掛け声だけはありましたが、電通事件と政府の働き方改革という呼びかけもあり、まもとな企業であれば、さらにプレッシャーが強くなっているのではないかと思われます。残業時間を測定して、「減ってない!…

身に付けたい、「自分で調べて考える習慣」について。

仕事でわからないことがあると、「正解」をすぐに質問してきてその時はいいのですが、次の時も同じことを聞いてくる方、あるいは、一人でギリギリまで抱え込んでしまって間に合わなくなり大爆発・・という方なども。でき得れば、どこがわからない点かを明ら…

理想論でもなく、悲観論でもなく、目の前の現実から。

せっかく苦しい就職活動を経て就職したのに、3年もしないうちに多くの若手社員が辞めていきます。その大きな原因として、「経営理念として掲げられている美しい理念」と、「あまりに理不尽な現場の仕事の現実」の落差に幻滅するということもあると聞きます。…

新しいアイデアの弱点の「ご指摘」だけをする人について。

仕事は日々増えていく一方なので、、なんとか既存業務を効率化できないか、イノベーション、などという大げさなものではありませんが、アイデアを絞っております。そのアイデアは、大規模なシステム投資をして抜本的に仕事を変えるなどというのではなく・・…

企業内で、自らが正しいと信じることを成し遂げるためには、政治力が・・

本日のお題はこちら。社内政治の教科書作者: 高城幸司出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2014/11/10メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るえー、身も蓋もないタイトルだな・・と思われるかもしれませんが・・一部、引用いたします。 社内政治…

社会的に正しく振舞うことを期待されている職業の人々について。

社会的に「正しく振舞うこと」を期待されている職業というのがあるのではないかと思います。そういう人が、道徳的に見て、倫理的に見て、正しくないことを言うとこう非難される。 「それでも大学教授か」「社長の地位にある者の言うこととは思えない」「新聞…

感情を拠り所として判断している人々について。

私にとっては会話がスムーズなのは、社外の人では、会計監査人や顧問税理士。社内の人では、システム部門や事務処理部門など。判断の拠り所となる基準(法律、会計基準など)が明確であったり、技術的な合理性に支えられている部門の人々であることが共通し…

すらすら日記。は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。