すらすら日記。

すらすら☆

(速報版)スルガ銀行2019年6月期決算を読む。

スルガ銀行の2019年6月期(4月〜6月、3ヶ月間)の決算が公表されました。 本日8月14日は、法定期限である決算日から45日目ですのでギリギリまで公表を引き延ばしていたことになります。 通常であれば、東証に速報版である短信を開示しそのあと1週間〜10日後…

「お金」に追い詰められても、明るく生きている人々について。

本日のお題はこちら。ぼく、街金やってます作者: テツクル出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2019/08/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る本書の舞台は「街金」です。 街金は、銀行や信用金庫でお金を借りられなくなった人が、最後の方で…

アマゾンの倉庫で働くこと。ジャンクフードで生存を満たすこと。

本日のお題はこちら。アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した?潜入・最低賃金労働の現場?作者: ジェームズ・ブラッドワース出版社/メーカー: 光文社発売日: 2019/03/22メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る誰かがクリックすると、彼は歩か…

不動産投資に失敗しても、やり直せる手段を選べる社会に。

本日のお題はこちら。作者: 藤田 知也出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2019/05/14メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る日本経済自体の地盤沈下によって年収UP自体が望めないこと、 年金など社会保障制度に対する不信・不安、 超金融緩和環境…

優先株出資と銀行融資の間に。

本日のお題はこちら。地域金融復権のカギ「地方創生ファンド」―共感・感動のスモールビジネスを育て、日本を変える作者: 松本直人出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2019/03/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る投資ファンドといいますと…

スルガ銀行・シェアハウス向け融資の処理状況について。

スルガ銀行の2019年3月期決算短信が開示されましたので、シェアハウス向け融資がどの程度まで焦げ付いているのか、その処理状況はどうなっているのか、読み込んでみました。画像はいずれもスルガ銀行決算短信からの引用です。 www.surugabank.co.jpまずはこ…

普通の人びとによる「普通ではない行為」による不安について。

本日のお題はこちら。増補 普通の人びと: ホロコーストと第101警察予備大隊 (ちくま学芸文庫 (フ-42-1))作者: クリストファー・R・ブラウニング,谷喬夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2019/05/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見るナチスによるユ…

楽しく読める会計の役割の歴史的変遷について。

本日のお題はこちら。会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語作者: 田中靖浩出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2018/10/02メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る今日まで続く複式簿記を使った会計の歴史は、イタリア都市…

ソビエト赤軍による東欧諸国の「解放」の実態について。

本日のお題はこちら。鉄のカーテン(上):東欧の壊滅1944-56作者: アン・アプルボーム,山崎博康出版社/メーカー: 白水社発売日: 2019/02/23メディア: 単行本この商品を含むブログを見る第二次世界大戦下、東欧諸国では、ハンガリーのように権威主義的なホルテ…

社会を正しい「理論」で改造できるという思想の帰結について。

本日のお題はこちら。共食いの島作者: ニコラ・ヴェルト,根岸隆夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2019/02/09メディア: 単行本この商品を含むブログを見る1930年代、党内闘争に勝利して独裁権を握ったスターリンが、「階級としての富農撲滅」を目的とし…

戦場における隠したい事実と、誇張したい傾向について。

本日のお題はこちら。兵士というもの――ドイツ兵捕虜盗聴記録に見る戦争の心理作者: ゼンケ・ナイツェル,ハラルト・ヴェルツァー,小野寺拓也出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2018/04/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る兵士たちが故郷…

考えることを諦めてしまう日の到来の順序について。

日々なんとなくこなしている仕事。たいていのは、前の人が作ったファイルをコピーして、それに今年の数字を置き換えていくくらいでこなせていました。従来なら、周りの環境の変化も小さくゆっくりだったので、それでなんとかなっていたように思います。とこ…

簿記検定で身につけられる「会計的センス」の基礎について。

先日行われた日商簿記検定2級で、最近、試験範囲となった連結会計について出題がなされました。 連結会計の出題自体は試験範囲として示されているので、出題自体はまあ当然なのですが、その問題というのがいわゆる「悪問」で、とても2級レベルの受験生が解け…

虚言によって自分とは違う誰かになろうとするのではなく。

インターネットで自分を大きく見せようとしているのか、自分とは違う人格を演じ、嘘がバレて炎上、ひっそりと消えていく人が後を絶ちません。100万円札束 ×10束 ダミー 文字なし帯 レプリカ 42%OFF 1000万円分 インテリア 置物 オブジェ 家具 お年玉 …

「しょぼい起業」がぜんぜんしょぼくない件について。

本日のお題はこちら。しょぼい起業で生きていく作者: えらいてんちょう出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2018/12/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る「しょぼい」とありますので、昨今流行りの「テクノロジーを駆使した…

メルカリが納付する法人税に関するお話。

メルカリは企業会計上、赤字ですが、企業所得に課される法人税等を約24億円納付しています。これは、会計上は費用・損失として処理されたものが、税法上は損金として認められないために「ズレ」が生じていることを示しております。これはなぜだろう・・とち…

社会を支える人々に対する、一部の起業家の万能感のようなものについて。

テクノロジーの進歩による万能感にとらわれているのでしょうか。起業家やインフルエンサーと呼ばれる人たちは、得てして既存の社会の仕組みを「無駄だ」「非効率だ」と侮蔑したり、そこに「しがみついている」人々の振る舞いを嘲笑したりします。既存企業に…

こちらが今週の「悪い奴」です。というループについて。

毎週、どこかで誰かが「悪いこと」をしています。そのなかでも、飲酒ひき逃げとか、覚せい剤使用とか。弁解の余地のない「悪事を為した人」を拾ってきて・・マスコミが大々的に取り上げてしつこく繰り返し報道します。こいつは極悪人です! 思う存分、非難し…

RIZAPの事業の成長は何によってもたらされるのか?

RIZAPの第1四半期決算(2018年6月期)が32億円あまりの赤字ということで話題になっておりました。 そこで、経営状況はどんなものだろう・・とIRページにいって、昨年度からの有価証券報告書や短信などを読み込んできました。www.rizapgroup.comまず、昨年度…

なぜ金持ちはより多くの税金を払わなければならなかったのか?

本日のお題はこちら。金持ち課税――税の公正をめぐる経済史作者: ケネス・シーヴ,デイヴィッド・スタサヴェージ出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2018/06/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る税金というものは古代より存在しますが、所得税は1…

どこかで聞いたような「思想」の呪縛について。

本日のお題はこちら。10年後の仕事図鑑作者: 堀江貴文,落合陽一出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2018/04/05メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る話題のお二人の対談本ということで、ちょっと読んでみました。 対談をライターが書き起こし…

経済合理的に動く麻薬カルテルと対決するためには・・

本日のお題はこちら。ハッパノミクス――麻薬カルテルの経済学作者: トム・ウェインライト出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2018/02/05メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る失敗には死で報いる残忍なボスが君臨する麻薬カルテル。 映画などで流布…

周囲とはちょっと違う自分を確認するために。

本日のお題はこちら。憎しみに抗って――不純なものへの賛歌作者: カロリン・エムケ,浅井晶子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2018/03/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る「自分とは違う存在」を作り出して攻撃するという風潮がみられる…

糾弾されているのは、自分ではありません。

毎日、心がザワザワするようなニュースが流れています。私とて人並みの正義感はあるつもりですので、望ましくない行動をした人物や組織には「いかんなあ」ぐらいの感想は抱くわけです。問題は、その次です。報道を聞いて怒りを募らせた人々が、その「アレな…

言葉の正確な用法と、専門外の人々への態度について。

厳密な定義がある専門用語が存在する会計や税務の仕事に長いこと就いておりますので、間違った言葉の使い方をされるととても気になります。制度会計では、不特定多数の投資家に対して財務報告の開示を行いますので、投資家が誤解や誤誘導をしないように厳格…

「12歳でも財務諸表が読めるようになる」会計入門書のご紹介。

本日のお題はこちら。経理の知識ゼロでも決算書が読めるようになる本 Forest2545新書作者: 岩谷誠治出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2018/01/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る会計の知識が欲しい、財務諸表を読めるようになりたい、…

メルカリのポイント、消費税処理のちょっと難しいお話。

新規上場で話題のメルカリの消費税処理について、こんな報道が出ていました。 www.sankei.com国税当局との見解の相違が起きたのは、メルカリが利用者に向けて発行するポイントに関する消費税の処理方法についてです。 よく期間限定で500ポイントプレゼント!…

すらすらわかる朝日新聞の決算と今後のゆくえ。(速報版)

朝日新聞の2018年3月期決算短信が公表されました。朝日新聞は上場企業ではありませんから、関連会社である上場企業、テレビ朝日HDが「親会社等の決算に関するお知らせ」という形での開示となります。http://www.tv-asahihd.co.jp/contents/press/2018/asahi…

会計の数字から何がわかるか?をやさしく解説してくれるお話。

本日のお題はこちら。やっぱり会計士は見た! 本当に優良な会社を見抜く方法 (文春e-book)作者: 前川修満出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/02/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る「会計士は見た!」に続きまして、一般には馴染みがない財…

「教科書が読めない人々」の運命について。

本日のお題はこちら。AI vs. 教科書が読めない子どもたち作者: 新井紀子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2018/02/02メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る「ロボットは東大に入れるか」と名づけた人工知能プロジェクトを主催している…

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